40代からの婚活法 〜確率10%の結婚ができたワケ〜 その5

婚活

パートナーズでの恐ろしい体験談!最終的には警察に相談することに・・・

第一印象は悪くなかったが

マッチングアプリであるパートナーズでの体験談になります。その中にとんでもない女性がいてトラブルとなり、自分だけでなく勤務先の会社にも迷惑をかけることとなり、警察にも相談するまでに至りました。正直言って思い出したくもないのですが、時間も経過したので詳しくお話させていただきます。
パートナーズの利用を始めて1年ほど経過し、数名の方とお会いすることはできましたが、交際に発展することはありませんでした。しばらくパートナーズでの活動を止めていましたが、ある日、女性側から交際希望の連絡がありプロフィールを見たところ、年齢はわたしより一回り年下で写真の印象も清潔感がありました。しかし、お互いの居住地もかなり遠かったし(新幹線で3時間ほどかかる)本人は無職であり、その他のプロフィールにも何か違和感がありましたが、これが最後のチャンスと思い会ってみることにしました。

その女性と実際に会うが、やはり違和感が拭えない

私の自宅からは3時間ほどかかるので、お互いの自宅の中間地点で会えないか提案しましたが、「お金があまりなく交通費がかかるので、できれば(女性の)最寄り駅まで来てほしい」と言われました。その時点でまた違和感をおぼえましたが、私自身はお金をある程度掛けてでも婚活はするつもりだったので、女性の最寄り駅で会うことを了承しました。
新幹線に乗って、指定された駅で女性を待つことにしました。しばらくすると女性が現れ、見た目は写真の通りで身なりもきちんとしていたので少し安心しましたが、表情は硬く愛想が無い感じでした。まあ、初対面だし緊張しているのだろうと思っていました。
その日は一緒に夕食をすることになっていて、彼女が指定した和食屋さんで食事をしましたが、店員さんに対する態度がややキツく感じられましたが、これも緊張のせいだろうと思いました。とりあえず会話をしなければと思い、私の自己紹介(現在の仕事内容や趣味など)をしていましたが、一方的に話すもの良くないと思ったので、女性に対する質問をしてみてもはぐらかされるような感じで、どのような人なのかよくわからないまま終わりました。

なぜか大阪に呼び出され、高額なプレゼントを買うことに・・・

2回目はクリスマスが迫った12月中旬に彼女の指定で大阪で待ち合わせすることとなり、なぜ大阪なのか理由を聞いたところ、「大阪に用事がありその後で時間が空くので来てほしい。交際しているのだから、クリスマスも近いし何かプレゼントがほしい」とのことでした。まだ会うのは2回目だし正式に交際してほしいとも伝えてないのに不思議な人だなと感じましたが、それだけ婚活に積極的なのだろうと前向きに考えることにしました。
大阪市内の百貨店で食事をしたあと、プレゼントを見るためにジュエリー売り場に行くと彼女はいきなり指輪やネックレスの品定めを始めました。そこは高級ブランド店で1つ1つが数十万円もする品々です。まさかいきなり欲しいとは言わないよなと思ったら、女性は店員さんと勝手に商談を始めてしまい、私が店員さんから「お似合いですよ。結婚のお祝いか何かですか?」と聞かれ、つい「まあ、そんな感じです」と言ってしまい、断りづらい雰囲気となってしまいました。結局、クリスマスプレゼントということにして、ネックレスとアクセサリーを2点ほどカードで買い、40万円くらいかかったと思います。それだけの物をプレゼントしたにもかかわらず、感謝の言葉も笑顔もなく淡々としていました。やはり最初に感じた違和感が増してきて、嫌な予感がしてきました。
クリスマスも近く、わざわざ大阪まで来たので、もう少し一緒にいるつもりでしたが、高額なプレゼントを買ってしまったことに後悔し、その日はモヤモヤした気分のまま帰ることにしました。

3回目の待ち合わせ、そして破局へ・・・

高額なプレゼントを買ってしまったことは、その時は少しでも結婚に近づけるのであれば仕方ないと思っていました。しかし、冷静になってみると今までの私に対する態度や、いきなりプレゼントを買わせることなど、常識の無い人だと感じて嫌な気持ちになり一旦交際をお断りするつもりでした。
3回目の待ち合わせは今回も女性の指定でしたが、最初に会った駅とはまた違う駅でした。ますます女性に対する疑念が深くなり、喫茶店で私のほうから交際をお断りする話をし、買ったプレゼントも高額であったため返すように要求しました。すると彼女が逆上し店内で口論となってしまい、ただならぬ雰囲気を察知した周囲の客から注目の的となりました。ドラマでよく見るシーンですが、私もその立場になるとは・・・。とても恥ずかしかったです。私は完全に気持ちが切れて「プレゼントも返してもらわなくていいので、もう会いたくない」と伝え、彼女から逃げるようにその場を立ち去りました。

女性に夫がいることを告白される

数日後、「実は私には夫がいるが、あなたと交際したことがバレて夫婦の関係が破綻しそうだ。夫からも責められて困っている。どうしてくれるのか。謝罪してほしい」と半ば脅迫めいたことを行ってきたので、当然私は「あなたが独身だと思ってから交際していた。プロフィールに独身と記載したことは虚偽であり、そんなことは自業自得だ」と伝えました。なぜか女性の夫だと主張する人物の後ろ姿の写真もメールしてきました。全く意味不明で気味が悪かったです。私を脅して金銭を巻き上げようと考えていたのでしょうか。

女性からの嫌がらせの電話やメール攻撃が始まる

その後はパートナーズのメッセージやLINEで連絡がしつこく来ており、そのたびに連絡しないでほしいと返信し、その後は無視していましたが、ある日電話が何回もかかってきてしつこいので、私もついに切れてしまい「テメエ、うるせーんだよ!いい加減にしろ!!」と電話で暴言を吐いてしまいました。これほど激怒したのは数十年ぶりだったと思います。それでも電話がしつこくかかってきていました。

パートナーズへ違反通告、強制退会へ

あまりにもしつこく恐怖を感じたので、パートナーズの窓口に対し、女性が独身と偽って活動していたことを私が通告したため強制退会となったようです。直後に本人からLINEで連絡があり「あなたのせいで強制退会になってしまった。ひどいではないか!あと、暴言を吐かれたしあなたと交際したことを夫からも責められていて精神的に参っている。謝罪してほしい」と抗議されました。全て自分のせいなのに、もう言っていることが無茶苦茶です。パートナーズは強制退会になったはずなのですが、また彼女と思われる人物からパートナーズのメッセージで連絡があり、さらに恐怖を感じました。どうやらアカウントを変えて再入会して連絡をしてきたようなのです。もう一切連絡を取りたくなかったので、LINEもブロックしたことで、しばらくは連絡が途絶ておりました。

勤務先の会社に直接通報される

ある日、上司から呼び出されて、見知らぬ人から私へのメールが会社宛てに届いたと伝えられ、差出人をみたらあの女性からだったので、私は青くなりました。勤務先の総務部の相談窓口に対して、私から暴言を吐かれたことに対する抗議のメールを直接送ったようです。会社の名刺を渡していたので、会社のホームページを調べたのだと思います。本当にとんでもない人だと思いました。私の勤務先にも直接電話をしてくるようになり、嫌がらせはエスカレートしていきました。私は被害者であると上司に全てを打ち明けたところ、弁護士や警察に相談するようアドバイスされました。

弁護士と警察に相談し、ようやく解決

地域の弁護士会に連絡をとり、恋愛トラブルなどの相談に応じてくれる弁護士を紹介してくれました。相談料は30分で5,000円ほどだったと思います。私が暴言を吐いたことは法律的にどうなのか相談したが、弁護士より「あなたの発言は確かに乱暴だが、時には感情的になることもあり恋人や夫婦同士の喧嘩の範囲内だと思う。電話や手紙をしつこく送ってくることはストーカー行為に発展する可能性があるので、警察に相談したほうが良い」とアドバイスされた。
地元の警察に相談し、ストーカー担当の警察官に詳しく事情を聞かれ、女性の氏名や写真、今までのメールのやり取りの内容などを伝えました。警察官からは「あまりにもしつこい場合はストーカー防止法に該当する場合もある。これ以上接触すると警察が動き出す可能性があり、もう接触しないように伝えなさい」とのことでした。まさか自分がこんなことで警察に相談することになるとは夢にも思いませんでした。
女性には警察に相談したことを伝えて、その後も数回連絡がありましたが、「あなたのことは警察に相談しているから、これ以上接触すると警察が動き出します」とその都度伝えたことで、ようやく連絡が来なくなりました。

まとめ

未だに女性の目的が金銭目的だったのか、何だったのかよくわかりません。とにかく今まで会ったことがないタイプの非常識な人で、本当に嫌な思いをしました。私の体験はレアケースかもしれませんが、マッチングアプリに限らず見ず知らずの方との交際には十分注意してください。最悪の場合は大きなトラブルとなる可能性があります。私はそのトラブルがあってからは婚活に疲れてパートナーズからも退会しました。
数年前の出来事なので、パートナーズ側もトラブル防止の対策はさらに取っているはずなのですが、限界もありあくまで自己責任となってきますので、利用には十分注意してください。
次回は結婚情報サービスを利用する上での注意点やアドバイスをお伝えします。


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